L'Hiver

「撮影した3人の女性は、私と同じ村やその周辺に住む友人たちだ。私同様、彼女たちもそれぞれの場所から村に移住してきた。

私にはオフホワイトのウールの服を着て冬景色の中を歩＜女性たちのイメージがあり、まずそこからスタートした。

それ以外のもの、産業革命後の風景、原子力発電所、さらにはメイクアップなどは自然の賜物であり、プロジェクトの方向性を変えた。「偶然の賜物」というのは、予想し得ないことを取り入れることにした、という意味だ。」

Vacant/Centre（東京）、そしてElbereth（京都）で開催する同名の展覧会に際して制作された。稀有な編集者であり、アーティストであるエレン・フライスが、自分が住む南西フランスの村の女性たちを被写体に、自ら集めた白いウールの衣服を着せて撮影した写真とともに、17年という歳月を駆けるようにして綴られる回想録。カバーはリソグラフ2色刷り。第二刷。

Produced for the exhibition of the same name held at Vacant/Centre (Tokyo) and Elbereth (Kyoto), this book features a memoir spanning 17 years by the rare editor and artist, Elein Fleiss. She photographs women from her village in southwestern France, dressing them in white wool garments she collected herself. The cover is a two-color risograph print replicating the artist’s photograph. Second impression.

冊子カバーのリソグラフ印刷の特性上、インクが手につきやすくなっております。 強く擦ったりせず、他のものへの色移りにはご注意ください。保管の際はフィルムに入れて頂きますようお願い致します。

Due to the nature of the risograph printing on the booklet cover, the ink may easily transfer to your hands. Please avoid rubbing it and be cautious of color transfer to other items. We recommend storing it in a protective film.